韓国ウェディングフォトのスケジュールは？予約～撮影～納品まで徹底解説

韓国でウェディングフォトを撮るのは、日本で撮るのとは異なり、スケジュールの少しかかります。

この記事では、実際にどれくらいの時間がかかるのか、もし時間が足りない場合にはどうすればいいのかを詳しく解説！

全体的なスケジュールや1日のスケジュールを把握して、トラブルなく進められるよう手配を進めていきましょう♡

韓国ウェディングフォトの全体スケジュール

韓国ウェディングフォトの予約から商品までのスケジュールは以下の通りです。

1. スタジオの予約
2. 撮影日までの準備
3. 撮影当日
4. 撮影原本データの受け取り
5. 修正写真のセレクト
6. 修正写真の納品
7. アルバムやフォトパネルの納品

スタジオによってもそれぞれの期間は異なりますが、大体以下のような時間がかかるスタジオが多いです。

スケジュールはスタジオや代理店によっても異なる場合があるので、結婚式など間に合わせたいスケジュールがある場合には、スタジオ選びの際から十分に確認しておきましょう。

スタジオの予約

まずは撮影したいスタジオの予約。各スタジオが提供しているサンプルフォトや料金を参考に、撮影スタジオを選定していきます。

予約は基本的に空きがあれば予約が可能であることが多く、”何日前までに予約しなくてはならない”といった制約はあまりありません。

しかし以下の時期は予約が埋まりやすいので、予約を希望するなら早めに検討しましょう。

• 春や秋などの過ごしやすい時期
• 土日などの週末
• チュソク（9月ごろ）やソルラル（2月ごろ）
• 8月の一部の時期

韓国の長期休みであるチュソクやソルラルは、スタジオが休みである場合もあります。日本にない休日であり、毎年具体的な日にちも変わるので注意しましょう。

8月は閑散期ではあるものの、スタジオによってはリニューアル工事をしていることが多い時期です。

撮影までの準備

撮影までに特別やらなくてはいけない準備はありませんが、以下を準備しておくとスムーズです。

• 撮影したい背景やポーズを決めておく
• 撮影したい背景の優先順位をつけておく
• ヘアメイクの希望をまとめておく
• 私服撮影用の衣装を考える・用意する
• そのほか撮影に使用したい小物を用意する

撮影の内容は当日に打ち合わせることが多いので、希望通りの撮影ができるよう、あらかじめ希望の背景やポーズを整理しておくとよいです。

懸念事項や質問があれば、代理店やスタジオに問い合わせてみるとよいでしょう。

そのほか美容の準備としては以下のようなことが挙げられます。

• お肌のケア
• ネイルのケア
• ヘアカラーやパーマ

ネイルはチラッと写真に写ることも多いので、ブライダルネイルとするか、きれいに整えておくとよいでしょう。

ヘアカラーもしっかり見える部分なので、染め直しておくことをおすすめします。

お肌のアラは、ある程度メイクや修正でどうにかなるので、そこまで気にしなくてもOK。それよりも慣れない美容施術やケアを直前に受けることで、肌の調子が悪くなることのほうが危険です。

美容関連の施術を受ける際は、トラブルを見越して、時間に余裕をもって計画するか、慣れている施術のみを受けるようにしましょう。

撮影当日

予約通りにスタジオに向かいます。大体、予約した撮影時間の2時間前に到着し、ヘアメイクなどの準備を始めることが多いです。

予約時間は厳守であり、遅れると撮影そのものが取り消しになってしまうこともあります。

そのため、渡韓は前日に済ましておくことがおすすめです。フライト遅延などの理由でも、予約は取消になってしまいます。十分気を付けましょう。

また撮影の終了時刻も読めない場合があります。撮影翌日以降のフライトを取ることがおすすめですが、どうしても難しい場合には、十分時間に余裕をもったフライトを手配しましょう。

原本データ受け取り

撮影日から2週間程度で、撮影した原本のすべてのデータを受け取れます。

ここで受け取るデータは、目をつぶっているなど映りがあまり良くないものを除いた写真データです。

スタジオやプランによってカット数の目安は異なりますが、平均して500～1,000カット程度を受け取れることが多いです。

この中から、修正をお願いする写真や、アルバム・フォトパネルに使う写真を選びます。

原本データも、気になる場合には自身で修正するなどして、結婚式の動画や印刷物などに使用できます。

修正写真のセレクト

受け取った原本データの中から、修正を依頼する写真を決めます。

プランやスタジオによっても異なりますが、アルバムのページ数と大体同じ枚数の写真を修整依頼に出せます。

多くの場合、大体10～30枚程度です。その中から、フォトパネルに使用する写真も選びます。

このとき、特に気になる箇所があれば事前に伝えておくと、その通り対応してくれることが多いので、リクエストがあれば伝えておきましょう。

修正写真の納品

修正写真を受け取って、問題がなければ、そこで修正データの納品は完了です。

もしさらに修正をお願いしたい箇所があれば、多くの場合1回の再修正は無料で対応してもらえます。

再修正をお願いすると、その分時間もかかってしまうので、急ぎの場合は初回の修正時に修正に関する要望をリクエストしておくとスムーズです。

アルバムやフォトパネルの納品

修正写真ができあがったら、アルバムやフォトパネルの製作に入ります。

スタジオによっても異なりますが、撮影日から3～4か月後に受け取れることが多いです。

しかしスタジオによって、5～6か月ほどかかる場合もあります。

アルバムやフォトパネルを結婚式で使用したいと考えている場合には、間に合うようスケジュール管理に注意しましょう。

韓国ウェディングフォト一日の流れ

撮影当日の流れとしては以下の通りです。

1. スタジオに到着
2. 新郎新婦のヘアメイク
3. 衣装選び
4. カメラマンとの打ち合わせ
5. 撮影
6. 衣装替えとヘアメイクお直し
7. 終了＆お着替え

スタジオ到着

スタジオへは、撮影時間の2～3時間前に到着することが一般的。新郎新婦のヘアメイクや衣装選びなどの準備の時間になります。

どのスタジオでも遅刻は厳禁！遅れると撮影予約自体を取り消されてしまうこともあり得るので、十分注意しましょう！

新郎新婦のヘアメイク

新郎新婦それぞれのヘアメイクから準備をスタート。

新婦のヘアスタイルは、ダウンスタイルからだんだんアップスタイルにしていく流れが鉄則！一番初めにアップスタイルから始めて、後でダウンスタイルはできません。

メイクの希望やヘアスタイルの希望を聞いてくれるので、事前に理想を整理しておくとスムーズ。

特に何も希望がない人は、お任せでもそれぞれの新婦様に合わせて十分ステキに仕上げてくれるので安心❤

新郎もお肌がきれいに見えるよう簡単にメイクをしてくれます。

衣装選び

ヘアメイクが終わったら、衣装選び。新婦様は実際にかかっているドレスからいくつか選び、試着して決めることができます。

大体試着できるのは5着程度なので、あらかじめ希望のドレスデザインを決めておきましょう。

韓国ではカラードレスは少なく、ドレス2着であればホワイト・Aライン1着、ホワイト・スリムライン1着が多い組み合わせ。

スタジオによっては、より凝ったデザインはアップグレード料金がかかる場合もあります。

しかしながら、追加料金なしでも十分たくさんのステキなドレスがあるので「アップグレードしないとかわいくないのかな…」と心配する必要はありません！

新郎は、ジャケットやパンツのサイズをチェックし、カラーやデザインを選びます。

カメラマンと打ち合わせ

新郎新婦ともに支度が完了したら、実際に撮影してくれるカメラマンさんと一緒に流れを確認したり、背景を決めたりします。

ここで希望の背景やショットを共有しておかないと、撮り漏れになってしまうこともあるので注意！強い希望があれば必ず伝えておきましょう。

スタジオによっては、「いくつのシーンを選んで」と定められている場合もあります。希望がすべて撮影できない可能性もあるので、好きなショットの中でも優先順位をつけておくとスムーズです。

さらに「顔のどちら側の写りが好き？」と聞かれることも…！写真写りに関しての懸念や希望は伝えておくと、撮影時に考慮してくれます。

撮影

撮影予約をしている時間を目安に、撮影がスタート！

打ち合わせ内容をもとに、スタジオ側が進めてくれるので、あとは任せておけばOK。

カメラマンさんの言う通りに動いているだけで、サンプル写真のようなステキなウェディングフォトを撮ってくれます。

ポージングも細かく指示してくれるので、写真に撮られ慣れてない新郎新婦様でも安心です♡

衣装替え・ヘアメイクお直し

プラン内容に応じて、衣装や髪形をチェンジ。メイクはその都度、必要な部分があればお直ししてくれます。

どのドレスにどの髪型・どの新郎の衣装を合わせるかは、結構流れで決まってしまうことも多いので、強いこだわりがある場合には、最初の衣装決めのときに相談しておくことがおすすめです。

終了＆お着替え

すべての衣装で撮影が終わったら、終了。あとはお着替えとお仕度をして、お帰りです。

撮影時間は、前後する場合もあります。観光の予定などを立てる場合には、撮影後の時間には十分余裕をもって計画を立てましょう。

その後のフローについては、代理店またはスタジオのスタッフから説明があります。その説明にっしたがって、進めていきましょう。

韓国ウェディングフォトのスケジュールにおける注意点

韓国ウェディングフォトや前撮りを手配する際に、注意しておきたい点があります。また希望通りに進めるためのポイントもおさえておきましょう。

希望日に希望スタジオが予約できないこともある

これはもちろんですが、希望している日に希望のスタジオが予約できないことは往々にしてありえます。とくに土日は埋まりやすいです。

３か月以上前であれば、比較的希望通りの日程をおさえやすいので、時間に余裕をもって検討することが重要です。

渡韓となると行ける日も限られてしまうはず。空いていないとなると日程調整がさらに難しくなってしまうので、計画的に検討しましょう。

結婚式等で必要な場合には時間に余裕を持って手配する

結婚式の前撮りとして、撮影したデータを使用したい場合には、さらにスケジュール管理を慎重におこなわなければなりません。

撮影～納品までのスケジュールだけでなく、結婚式場や制作のスケジュールも加味しなければならないからです。

韓国スタジオの納品スケジュールも、スタジオによって大きく異なる場合もあるので、スタジオ選びの段階からしっかり確認しておきましょう。

十分時間に余裕をもって手配すれば、希望通りの撮影や制作を実現しやすいですが、時間がなくなればなくなるほど、制限が強くなってしまうと言えるでしょう。

急ぐなら連絡のやり取りに時間をかけない

韓国スタジオのスケジュールは、新郎新婦側の対応によって前後します。

例えば、修正希望の写真選びや、修正内容の確認など、新郎新婦が答えなければ次のステップに進めません。

回答が遅いとその分、スケジュールは後ろ倒しに。そのため、”スケジュールはあくまで目安”ということになります。

間に合わせたい予定がある場合には、受け答えをスピーディーにおこなうことで、多少ですがスケジュールを短縮することができます。

時間がない場合の対処法

とはいえ、「どうしても時間がない！」というケースもありますよね。そんな中でも、ちょっとした工夫で韓国で撮影した前撮りデータを結婚式で利用できます！

原本データの修正を別で手配する

撮影の原本データ自体は、撮影日から2週間以内に届くことがほとんど。写真データさえあれば、結婚式用の制作にも使えます。

距離が結構ある全身写真などは、そのままでも十分きれいに使用できる可能性があります。

修正を加えたい場合でも、国内のスキルマーケットなどで依頼すれば1週間ほどで安く対応してくれる人もいます。

韓国での修正を待つと2か月近くかかってしまうので、結婚式用にだけ、別で修正を手配するのも一案です。

修正データでパネル等を別で作成する

アルバムやフォトパネルをウェルカムスペースで使用したいと考える人も多いでしょう。

修正データを待つ時間があれば、そのデータを使って、国内でパネル等を制作するのもおすすめです。

ネットプリントでは、ウェルカムボードも2,000～3,000円で制作できます。

また出来上がった写真を印刷して、フォトフレームにいれて装飾に使うのもおすすめ！

このようにしてある程度スケジュールを調整しながら、韓国前撮りを実現することは可能です！

韓国ウェディングフォトを撮るならスケジュールに要注意！

韓国ウェディングフォトは、日本で撮影することに比べると、少し時間がかかってしまう面があります。

「結婚式の装飾や印刷物、動画作成に使いたい！」と考える場合には、そのほかのスケジュールと照らし合わせて、間に合うように手配しなくてはなりません。

どうしてもすべてが間に合わない場合には、一部別で手配するなどの方法も検討したほうがいいかもしれません。

しかしながら、日本では撮れないような写真が撮れる韓国ウェディングフォト❤ぜひ計画的に検討して、人と被らない唯一無二のウェディングフォトを楽しんでみては？

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スケジュールに不安がある場合でも、スタジオと密に連携しながら、ご要望通りに進むよう徹底的にサポートいたします。

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